2014/07/24

ウェルカムボード(警察官とバレリーナ編)

少し前になりますが、アップしてなかったのでご紹介します。

バレエ講師の花嫁さんと、警察官の花婿さんのためのウェルカムボードを制作しました。
「式が終わった後もインテリアとして部屋に飾れるように」ということで、
やや小さめの上品なイラストにしました。

繊細でレトロな雰囲気、『眠りの森』のパ・ド・ドゥをモチーフに、等々
ご要望のイメージがはっきりしていたので、こちらも制作がスムーズでした。
ロマン主義時代のエングレービングのイラストレーションをイメージしています。
額も絵に合わせてレトロ、シックなものをチョイス。

派手さはありませんが、上品に祝福の場面をまとめました。
ウェルカムボードとしては、なかなかない感じかもしれません。

ご本人やご親族はもとより、会場となった軽井沢の式場の方にも大変好評でした。


オーダーメイドのウェルカムボード制作は、
日本全国どこでも、インターネットからご依頼を受け付けておりますが、
やっぱり直接お会いできると、イメージの作りやすさが全く違います。
comapictでは、基本方針としてテンプレート的な図案を作っていないため、
毎回ご依頼主様のご要望+その人らしいテイストを絵にしています。
これまで制作してきたウェルカムボードは、たぶん全部テイストが違います。

参考にするのは、実はお話の内容やヒアリングシートだけではありません。
話し方や考え方、服装、アクセサリー、持ち物、仕草などからも判断します。
(本当は住んでいる部屋を見れたら最高なのですが、さすがにそれはできませんので)

ということで、「なんでもいいです。お任せします。」という方は
お手間ですが、少しだけ一緒に考える時間を作ってください。
よくあるウェルカムボードのイメージは、本当に作りたいウェルカムボードですか?
最初からそういうもんだと思っていませんか?変な妥協をしていませんか?
comapictのウェルカムボードは、費用を抑えるようにはしていますが、
結婚式アイテムを取り扱うお店などと比べると、少し高いかもしれません。
ただ、結婚式のその時だけの装飾品なのか、
そのときの二人の記録としてその先何十年もとっておきたいのか、
それによって高いか安いかは、大きく違います。
そこはお客様のお考え次第で、こちらの出しゃばるところではありませんが、
僕は、永く、大切にできるものをきちんと作りたいと考えて描いています。

ウェルカムボードは、僕の作品ではなく、あくまでおふたりの作品です。



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